馬場 達郎

以前より名古屋芸術大学後援会、美術グループ「壁の華」の一員として、作品を創り続け年数回の作品発表をしている。
昨今は仲間とともにメキシコシティでの作品展や念願だったニューヨークでの作品発表もしている。

以下の作品は、個展「大須・隠れた名所8景展」における展示作品。

(個展リーフレットより抜粋)
大須は今や名古屋を代表する繁華街になって訪れる外国人も多くなっています。
だが多くの人たちは買い物だけに目が行き、本当の太須を見ていないように思われます。
戦前は今のナナちゃん人形のように知られ待ち合わせの定番でもあった 大直禰子(おからねこ)や、商店の真ん中にある以前古墳だった小さな丘状の森なども人気スポットでした。
またこの付近には元遊郭もあリ、数多くの寺社内で行われるイベントも盛んで、江戸時代から続く名古屋最大の遊興の地でした。
そんな歴史を考慮すれば、栄や名古屋駅などの繁華街と一味違った魅力が見えてくるはずでず。
この様な場所をここを訪れる人たちに知ってほしいと思っていたら、中区市民ギャラリーの館長さんから「個展をしてくれないか」と言われ、戸惑ったけれど上記の思いもあり、初めての個展壱することにしました。
私は刺繍業を通し、長年アート(風景画等)も勉強してきました。
そこで今回、どう性個展を開くなら好きな大須、隠れた大須の庶民の街の良さを知ってもらおうと思いました。
そんなことも考慮し、館長さんの話に乗ることにしました。
全て40号程の作品としてまとめました。

おからねこ神社 大直禰子(おからねこ)神社

地下鉄上前津駅を地上に上がったすぐ北にあり、戦前は今のナナちゃん人形のように知られていた。「おからねこの前で会いましょう」が待ち合わせの定番であったとか。「ネコ」という名がつくから何も知らない人は「猫」の神社と勘違いして捨て猫が多かったという。

矢場地蔵堂 矢場地蔵堂

庭園フラリエ(旧ランの館)の通りを隔てた西にある。たくさんのお地蔵さんもあって昼時になるとOLたちがお弁当を持ってやってくる。大須では一番の癒しの場ではないか。その昔にはここに矢場があり老若男女で賑やかであったという。化け猫の話も伝わっている。

公園那古野山公園

大須演芸場の裏側(東)にあり、ビルに囲まれている。5世紀ごろ造営された古墳だった場所で、その小高い丘と3本の大樹が印象的だ。大須にこんなところがあったかと驚かされる。戦前は遊郭も近くにあり、首吊り自殺も多かったとか。両家の娘はここを避けたという。

浅間神社富士浅間神社

1495年、富士山本営浅間神社から分霊をもらって建てたという大須では最も古く、地元ではよく知られた神社。那古野山公園の南にある。テレビで知られる妖怪研究者の山口敏太郎が大須最大のパワースポットとして取り上げている。

総見寺総見寺

新しく建て替えられたため魅力はないが、織田信長の次男の信雄が父のため建てた菩提寺と知れぱ気持ちが変わる。清洲から名古屋に着た折(清洲越し)一緒に移転してきた妙心寺系の寺。すぐ前に東洋映画劇場があって、その頃は賑やかであった。

大須観音大須観音

日本3大観音の一つ。隠れた見どころというテーマには合わないが、ここを入れないとまとまらないので選ぶことにした。幾度も焼けているが昭和45年に本堂を再建し、現在に至る。2月3日の「豆まき祈祷」には有名人もやってくる。朱色を中心に描いてみた。

招き猫大須巨大招き猫

大須ふれあい広場(仁王門通りと新天地通りの交差する場所)に作られた巨大な招き 猫は、大須にやってくる人たちの待ち合わせ場所にもなっている。ここは地元大須商店街 のアイドルユニットOS☆Uがファンと触れ合う場所ともなっている。

仁王門仁王門通り

仁王門通りを西に進むと現在は伏見通りに突きあたるが、かつては大須観音の正式な門があり、門の左右には二体の仁王門像が立っていた。この絵は本町通り(門前町通)から西の仁王門通りを描いたもので、少しは当時の雰囲気が出ないかなと思い仕上げてみた。

関連商品

  1. アラムナイコレクション

    本学院が芸大美術学部・デザイン学部の卒業生(大学院修了生)の作品を蒐集することにより、もって芸大の社会的価値を高めるものである。

  2. 千田 公美子

    守山区に工房「マルクアート」を持ち、主に絵画販売、教室運営、講演会等を行っている

  3. 島田 加寿子 SHIMADA KAZUKO

    名古屋芸術大学後援会顧問 「真空感展」主宰 ポン・デ・ザール会員

  4. 大岡 優美

    CBC翔け!二十歳の記憶展 グランプリ受賞者 名古屋芸術大学美術学部美術学科目本画コース 卒業

  5. 野澤 朋恵

    毎年、春になると咲いて散る、桜の華やかさと儚さを題材に 「うつろう」素材:和紙 岩絵の具 膠 名古屋芸術大学大学院卒業

ページ上部へ戻る